片品生活塾

日常ー日々の暮らしこそ大切だ!と、突然都会を離れ田舎暮らしを始めた元コギャルの日記。

20080121223011
片品に戻りました。
去年のカタカタお手伝いタダちゃんが冬のペンション仕事を終えて東京に帰るって。

しばらく東京へ出稼ぎです。

「帰る前にしずあん姉にあいたい!」

セトヤマ先生と3人でしずあん姉(80才)宅へ。

しずあん姉、今年は雪掻き仕事もなくて毎日、食料作り、裁縫。。

「金はないけど時間はあるから色々手作りするんだよ。手作りが一番金がかからん。」

食器棚から出てくるお皿には(自然冷蔵庫)こんにゃく・羊羹・松前漬け・ニシンの粕漬け・きんぴら・三升漬け。どれも最高です!

中でも「甘酒納豆」絶品!

「昔の甘酒は残りご飯がもったいないから麹にご飯を混ぜて置いておくだけ。」

市販の甘酒と違い自然な甘みでしつこさもないし。
その甘酒に金時豆やとら豆と砂糖を入れて加熱したのが「甘酒納豆」

餅にかけると最高!

調理師のタダちゃん「本で読んだことあるけどこんなにおいしいとは!」

真面目なタダちゃん、「麹と米の分量はどのくらい?」

真剣なタダちゃんにしずあん姉も真剣な顔してゆっくりと。。

「いーからかん」

片品弁で適当。


一同爆笑。

三升漬けは辛子一升・しょうゆ一升・麹一升で三升漬け。

うどんやこんにゃくにかけると辛さがたまりません!

真面目なタダちゃん「どんな辛子ですか?」
辛子も色々種類があるもんね。

しずあん姉、またしてもなぜかゆっくりと。。

「かれーからし」

みんなひっくりかえりました。


片品の隠れた名店「イーカラカン食堂」

すごいです。
幼なじみで親友のビンちゃんにできる限りの祝福をおくりたかった。

ビンちゃんは3歳のとき大手術をして、耳の裏から首にかけて傷がある。

その傷をいつも気にしていた。

だから合コンの時は傷の見えない方に男性を座らせる。私たちにとって暗黙の了解である。

当時、一人で手術室に入るのをかわいそうに思ったお婆ちゃんが人形をプレゼントした。
フランス人形の「マリチャン」

それから26年間、マリチャンはビンちゃんの成長を見守ってきた。

ビンちゃんが実家を離れてもマリチャンはいつもかわいく着飾って座っていた。
器用なお母さんが洋服を縫ったり。。


私はそんなマリチャンにビンちゃんの花嫁姿を見せてあげたくなった。

そうだ!!余興にマリチャンを登場させよう!!
手術のことは触れないけどマリチャンがビンちゃんと家族をつなぐ大切な「存在」になっている気がず〜としていたから。


曲は「氣志団」の結婚闘魂曲!

お揃いのビンちゃんTシャツを作り(最高にダサい写真。。)それぞれの光ゲンジをイメージした衣装を身につけ(どこかダサい。。)歌って踊る。

間奏になり、リーゼント&学ラン姿の弟のマサルが登場!!

手にはウエディングドレス姿のマリチャンを抱いている。
お母さんが作ってくれたのだ。

2番はマサルが歌う。

もちろんビンちゃんは号泣。


式の最後に両親へ宛てた手紙。。

家族も友人も触れなかった「傷」についてビンちゃんは話した。

本当にビックリした。

「傷のコト。幼いころは何で私だけ?どうしたら消えるの?とか両親を困らせた。一番辛かったのはお父さんとお母さんなのに。。でも今はこの傷が「家族の絆」の「証」のような気がする。」

みんなが触れずにいた「傷」

挙式では「結婚式なんて恥さらし」なんていっていたお父さんも号泣していた。

司会者の方に「こんな素晴らしい余興は一年に一度くらいだ!」と絶賛された。
みんなのビンちゃんを想うパワーは本当に素晴らしかった。


見慣れた横浜の夜景が今日は一段と輝いてみえる。



神様、素敵な友人たちに囲まれて私は幸せです。

ありがとう。

そんな仲間がカタカタ野菜便のお客様でビンちゃんの実家を開放してもらって野菜を渡している。

今年もおいしい野菜を運びたい。

おいしくて幸せなカタカタ野菜をつくりたい。

それが私にとってみんなへの感謝の気持ちなのだ。